イメージ画像。農村からの出稼ぎ労働者たち(大紀元資料室)

中国人の幸福度が「世界最高」とは? 中共の巧妙な宣伝に騙されないために

かつてナチス・ドイツの宣伝大臣であったゲッペルスは「ウソも百回つけば真実になる」と言ったという。

その方法を、現代も踏襲する政権がある。最近、中国共産党(中共)の官製メディアである「人民網」および中共傘下にある海外の宣伝メディアが、「中国人の幸福感は91%で、世界最高だ」とする世論調査の結果を大々的に報じている。

中共メディア「人民網」20日付の記事では国際世論調査会社イプソス(Ipsos)が行った調査を引用して、「自分は幸福だと考える人」の割合が32カ国の中でも中国が「最多の91%」と報じた。つまり「(主観的な)幸福感」としては、中国人の9割以上が幸せを享受している、というのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する
中国当局は半導体やAIなどの先端技術に巨額を投じる一方、家計消費は低迷し、若者の就職も厳しさを増す。投資と借り入れに頼る成長の限界を分析する
中国の経済学者らは、地方政府の債務問題が不動産不況以上に深刻だと警鐘を鳴らした。企業間の連鎖債務は約30兆元に上り、金融機関や不良債権処理会社にもリスクが広がっている
米軍がホルムズ海峡で新たな兵器を投入した。1回の攻撃にかかるコストは、ミサイルを発射するよりはるかに安いという。
中国は人型ロボットを次の成長戦略に据え、政府調達と補助金を大幅に拡大している。一方、現場では低い作業効率や学習データ不足、収益化の困難が残る。国家主導の量産競争は、新たな過剰生産を招くのか