「江戸の賑わい今もなお」 東京・湯島天神の白梅

湯島天神を訪れたのは3月10日。うららかな春の日差しに、ちょうど満開の紅白梅が映え、芳しい梅の香を境内に漂わせています。花見客は多かったですが、平日のためか、ひどく混雑するほどではありません。
2022/03/10 鳥飼聡

【古典の味わい】貞観政要 11

貞観の初年の頃、太宗が侍臣に向かってこう言われた。「君主としての道は、まず人民が安心して生きられるようにすることだ。もしも、重税を課すなどして人民を苦しめ、君主が贅沢三昧をするならば、それは自分の足の肉を喰って自分の
2022/02/06 鳥飼聡

中国伝統文化と日本(六) 漢詩を遺した赤穂浪士

江戸時代の中期、元禄16年(1703)というと今から319年前のことになる。その2月4日(新暦3月20日)に、前年の12月14日に本所松坂町の吉良邸へ討ち入った赤穂46士が、が、幕命により切腹して果てた。
2022/02/04 鳥飼聡

中国伝統文化と日本(五) 共鳴する武人の心

旅順港閉塞作戦は、日露戦争(1904~1905)の初期において三次にわたって敢行された。 旅順港の入り口273mの細い水路に複数の古船を沈めて、ロシアの太平洋艦隊が拠点とする旅順港をまるごと封鎖する、という大胆きわまる
2022/02/03 鳥飼聡

中国伝統文化と日本(三)

中華五千年の歴史には及ぶまいが、日本も神武天皇以来、2千数百年の歴史をもつ。 短い歴史ではない。ただ、日本に漢字がもたらされたのが5世紀から6世紀とされているので、それ以前のおよそ千年間、日本人は文字表記をもたない伝承
2022/02/01 鳥飼聡

中国伝統文化と日本(二)

華やかな唐(618~907)の前に、隋(581~618)という短いながらも興味深い時代があった。
2022/01/31 鳥飼聡

中国伝統文化と日本(四)

日本史上における中国文化の受容は、大陸から海を隔てた日本にとって、程よい春風であった。この点は、大国の文化的圧力という強風をまともに受けねばならなかった朝鮮半島と根本的に異なっている。文化とは総じて良いものであるが、その風当りによっては、花びらにも石つぶてにもなる。
2019/08/23 鳥飼聡