抗議デモ参加者を特定して報復する中国当局 逮捕、監視、脅迫で「恐怖のどん底に」
中国共産党が、昨年来中国各地で抗議の意を示した民衆に対して、じわじわと「報復」を開始した。その方法は、あらゆる手段をつかって抗議活動に参加した個人を特定するとともに、地元警察署に呼び出して取り調べにかけ、脅迫するという陰湿なものである。
今年2月15日、湖北省武漢市や遼寧省大連市で、医薬品補助の削減をふくむ制度改革に抗議するため、多くの民衆が集結してデモを行った。
デモ参加者の多くが退職した高齢者であったことから、ネット上では白紙革命ならぬ「白髪(はくはつ)革命」と呼ばれている。文革を経験した革命世代をふくむ高齢者の強力な抗議を前にして、年若い警官側も、一時はとまどいを見せた。
関連記事
不況の中国で、社会保険料の取り締まりを強化。「裁員か機械化しかない」と中小企業から悲鳴が上がる。何が起きているのか
中国の元首相・朱鎔基が12日午前11時6分、北京市の301医院で死去した。98歳だった。消息筋によると、朱鎔基は晩年、その言動を中国共産党当局から厳しく監視されていたという。中共当局は今後、朱鎔基への追悼を機に市民の不満が噴出し、広範な社会運動に発展する事態を警戒しているとみられる。
神仏を罵倒し、仏像を破壊。「交通事故に遭う」と自らを呪う動画も投稿していた中国の24歳インフルエンサーが、その後、本当に事故死した
子どものおやつのジャーキーが地面にこぼれ、群がったアリが食べると数分で全滅。中国ネットでは「新しいアリ駆除剤?」との皮肉も。食の安全ネタでは「まず犬に食べさせる」が定番という、笑えない事情とは
声を上げ、弱い立場の人を助けたら、精神科病院に強制収容され、2度の服役。中国・四川の陳明燕さんが4年半ぶりに出所した。「都合の悪い市民」がたどった十数年とは