4月1日、米首都ワシントンに拠点を置く北朝鮮分析サイト「38ノース」は、北朝鮮北西部の寧辺にある核施設の活動レベルが高まっていることが衛星画像から分かったと伝えた。写真は金正恩朝鮮労働党総書記。平壌で1日撮影。KCNAが提供(2023年 ロイター)

北朝鮮核施設の活動が高レベル、金氏の核物質増産指示に関連か=米サイト

[ワシントン 1日 ロイター] – 米首都ワシントンに拠点を置く北朝鮮分析サイト「38ノース」は1日、北朝鮮北西部の寧辺にある核施設の活動レベルが高まっていることが衛星画像から分かったと伝えた。

38ノースが3月3日と17日の衛星画像を分析したところ、寧辺の実験用軽水炉の完成が近づき、間もなく稼働状態に移行する様子がうかがえる。

また寧辺では5メガワット級の原子炉が稼働を続け、実験用軽水炉の土台の建設が始まったもよう。さらにこの軽水炉の冷却システムからの排水が検知された。

38ノースは「これらの動きは、金正恩朝鮮労働党総書記が最近、核兵器生産拡大のために核物質の増産を指示したことを反映しているように見受けられる」と指摘した。

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