中国船80時間超の領海侵入、誠に遺憾で受け入れられず=岸田首相
[東京 3日 ロイター] – 岸田文雄首相は3日の参院決算委員会で、中国海警局所属の船舶が3月30日午前から2日夜まで尖閣諸島周辺の領海に80時間以上侵入したことを巡り「そもそも国際法違反で、誠に遺憾で受け入れることはできない」と述べた。中国側に外交ルートを通じて厳重に抗議し、速やかに領海から退去するよう強く求めた。和田政宗委員(自民)の質問に答えた。
尖閣諸島は日本が実効支配し、中国も領有権を主張している。
国内メディアの報道によると、領海侵入は80時間36分にわたって続き、2012年に日本政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなった。
関連記事
ドイツのメルツ首相が、中国共産党(中共)に対し、台湾海峡で武力を行使してはならないと警告した。28日、日本を訪問したメルツ氏は高市早苗首相と会談し、中共がもたらす安全保障上の脅威に共同で対応するため、軍事協力を強化することを決めた。
日本とフィンランド両政府は10月26日、防衛装備品や技術の共同研究・開発・生産を促進するため、「防衛装備品及び技術の移転に関する協定」に署名した。両国間で移転する装備品や技術の適正な管理に関する法的枠組みを整備し、安全保障・防衛協力の強化につなげる。
中共外交部の郭嘉昆報道官は26日の記者会見で、福田康夫元首相の逝去に哀悼の意を示す一方、福田氏が日中間の政治文書を重視していたことを引き合いに、「日本の現政権を担う者たちは、自らを省みるべきだ」と注文をつけた
外務省の中村仁威欧州局長は14日、ロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使を外務省に呼び出し、ロシア連邦保安庁(FSB)によるサハリン州での日本人拘束と、中国黒竜江省の政府関係者らによる北方領土・択捉島への訪問について申し入れを行った
茂木外相は、中国代表団による北方領土・択捉島への訪問をめぐり、「決して受け入れられない」と強調。北方領土は日本固有の領土との立場を示し、中ロ両国に政府の立場を伝え、適切な対応を求めた