大幸薬品「クレベリン」に課徴金6億円 空間除菌作用は「根拠なし」
空間に浮遊するウイルスや菌を除去できるなどと表示していた「クレベリン」について、消費者庁は11日、景品表示法に違反(優良誤認)しているとして、販売元の製薬会社「大幸薬品」に6億744万円の課徴金納付命令を出した。置き型やスプレー型など5商品が対象となった。
消費者庁によると、大幸薬品は対象商品についてあたかも「室内空間に浮遊するウイルス・菌を除去」する効果があるように表示していたが、裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、合理的な根拠が示されなかった。消費者庁はこれまでも再発防止などを命じる措置命令を出していた。
課徴金納付命令を受けて大幸薬品は同社サイトで、「お客様をはじめとする関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、改めまして深くお詫び申し上げます」「景品表示法に関する考え方につきまして、役員・従業員への周知徹底、広告表示等審査方針の改訂も含めた広告審査体制強化を行い、再発防止に努めております」とコメントした。
関連記事
木原官房長官は10月6日の記者会見で、国内の民間企業への不正アクセスにより情報流出が相次いでいることについて「大変深刻に受け止めている」と表明。政府は、情報収集や攻撃の手口、傾向などの分析を通じて被害の全体像の把握を急ぐ方針だ
カナダ映画『超限戦』を10月、東京とさいたまで上映。パンデミック下で拘束されたウイルス学者を描き、科学と権力、情報統制をめぐる問いを投げかける
日本の柔道女子選手、前田凛は10月1日、女子70キロ級で金メダルを獲得した。準々決勝で中国の唐婧と対戦した際、相手に20秒以上にわたり腕をかまれ、この思わぬ出来事が日中で大きな話題となっている
木原稔官房長10月2日記者会見において、北海道共同募金会が運営する「赤い羽根共同募金」をめぐり、寄付金約2億5千万円の使途が不明となっている問題を取り上げ、「大変遺憾である」との認識を示した
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る