4月15日、和歌山県和歌山市で、岸田首相の応援演説の直前に男が筒状の爆発物を投げ込んだ。男は警官らに取り押されられた(Photo by JIJI Press / AFP) / Japan OUT (Photo by STR/JIJI Press/AFP via Getty Images)

首相に爆発物投げ込む、無事に避難 衆院補選応援中=和歌山

<4月15日13時20分>

岸田首相演説予定地で爆発物が投げ込まれた事件を受けて、自民党の茂木敏充幹事長はコメントを発表。「民主主義の根幹をなす選挙期間中にこのような暴挙が行われたことは極めて遺憾であり、強く非難する」と述べた。

自民党広報によれば、12時半に予定された和歌山駅前の演説は予定通り実施された。また16日に大分県で予定している岸田氏の演説会も予定通り実施するという。

事件を受けて、野党党首も声明を発出している。

公明党の山口那津男代表「断じて許されない。暴挙にひるむことなく、選挙で冷静にしっかりと有権者への訴えを続けていきたい」

立憲民主党の泉健太代表 「岸田総理、関係者、聴衆、全ての方がご無事でありますように。 背景や具体的状況は現在不明ですが、人に危害を加える行為は絶対に許されません」

国民民主党の玉木雄一郎代表「卑劣なテロ行為や脅迫行為を許してはならない。岸田総理は無事とのことでよかった」

日本共産党の志位和夫委員長「暴力行為を強く非難する。首相が無事で良かった。けが人がないことを願う」

<4月15日12時58分>

岸田文雄首相の和歌山市での演説直前、投げ込まれた爆発物は銀色で筒状の形状である。爆発物を投げたとみられる容疑者は威力業務妨害の疑いでその場で逮捕された。男性は20代から30代という。

警察によると、ケガ人はでていないという。

漁港周辺にいた目撃者があげた動画によれば、爆発物は「ボン」との大きな爆発音とともに白い煙を上げた。周囲にいた人々は悲鳴をあげて立ち去ろうとしている様子が写っている。

 和歌山県和歌山市で岸田文雄首相が視察を終えて演説を始める直前、発煙筒のようなものが投げ込まれ爆発した。(Photo by JIJI Press / AFP) / Japan OUT (Photo by STR/JIJI Press/AFP via Getty Images)

<4月15日12時18分>

15日午前11時半前、和歌山県和歌山市で岸田文雄首相が視察を終えて演説を始める直前、発煙筒のようなものが投げ込まれ爆発した。首相は無事で現場を車で離れ県警本部に入った。警察は男一人を取り押さえた。NHKなどが伝えた。

同市雑賀崎漁港で衆議院和歌山1区の補欠選挙の応援のため岸田氏は街頭演説を予定していた。演説は事件を受けて中止となった。

関連記事
サンフランシスコ講和条約が発効してから72周年に当たる4月28日(主権回復の日)、「日本の真の独立を目指す有識者会議」は、日米両国政府に対し、新たな日米関係の構築を求めて、日米地位協定、日米合同委員会の見直しについても触れた公開声明を発出した。
外務省が最新の「日本2024年版の外交青書」を発表した。中国との関係において「互恵的」であることを再確認しつつ、中国の軍事的脅威の増大に対する日本の懸念を強調した。
防衛省は26日、海上自衛隊と陸上自衛隊で特定秘密の漏えい事案が発生したと発表し、関係者の懲戒処分を行った。木原防衛相は「極めて深刻に受け止めている」と述べた。
三木谷氏は、AI時代において優秀な人材や知財、投資を日本に呼び込むためには、所得税や法人税、相続税などを抜本的に引き下げる必要があると主張。「有能な人材や資産を持つ富裕層を、世界からシンガポールや香港ではなく日本に連れてくる仕組みが不可欠だ」と述べ、税制改革なくしてデジタル化の加速はないと訴えた。さらに、「日本が世界のデジタル競争に勝ち残るためには、思い切った減税により民間投資を喚起することが急務だ」と力説した。
「日本人はよく言えばまとまりがあって、絆が深い。でも皆ワクチンを打っちゃった。やっぱり同調圧力なんですよね。『自分で情報を集めて判断する』そのことをどうにか皆さんに伝えたい」──和泉市議会議員 谷上昇氏