4月21日午後、松野博一官房長官(写真)は会見で、岸田文雄首相の殺害を予告したメールが衆院に送られてきたことに関連し、岸田首相の警護に万全を期すとの見解を示した。写真は2021年10月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

岸田首相の警護に万全期す=殺害予告メールで松野官房長官

[東京 21日 ロイター] – 松野博一官房長官は21日午後の会見で、岸田文雄首相の殺害を予告したメールが衆院に送られてきたことに関連し、岸田首相の警護に万全を期すとの見解を示した。

時事通信によると、20日午後9時ごろ、衆院の問い合わせ窓口のメールアドレスに「私は、間もなく日本の首相を殺害します」とのメールが届いていた。

松野官房長官は、岸田首相を標的にしたメールに関し「捜査に関わること」としてコメントは差し控えるとした。

その上で一般論として「殺害予告メール等については、警察において必要な捜査を速やかに行うとともに、対象者周辺の警備を強化すると承知している」と説明。首相を対象とするものについては「その警護に万全を期していく」と語った。

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