5月9日、12月に国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)を主催するアラブ首長国連邦(UAE)のアルムハイリ気候変動・環境相(写真)は、訪問先のワシントンでロイターのインタビューに応じ、世界は化石燃料への依存を「断ち切る」には程遠い状況にあるとの見方を示した。写真はワシントンで撮影(2023年 ロイター/Leah Millis)

世界は化石燃料を「断ち切る」には程遠い=UAE環境相

[ワシントン 9日 ロイター] – 12月に国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)を主催するアラブ首長国連邦(UAE)のアルムハイリ気候変動・環境相は9日、訪問先のワシントンでロイターのインタビューに応じ、世界は化石燃料への依存を「断ち切る」には程遠い状況にあるとの見方を示した。

アルムハイリ氏は「再生可能エネルギーは極めて速いペースで進展・加速しているが、われわれは化石燃料を断ち切ってクリーンかつ再生可能なエネルギーのみに依存できると断言できる状況とは程遠い」と述べた。

同氏は、化石燃料の段階的廃止は、化石燃料の収入に依存している国や、化石燃料を再生可能エネルギーに簡単には置き換えられない国に打撃となると指摘。クリーンエネルギーへの移行は、全ての国が必要な資源を確保しているわけではないため、公平かつ現実的に進める必要があると訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
香港政府はこのほど、「国家安全法」の関連規定を改正し、携帯電話やパソコンのロック解除パスワードの提供を拒否した場合、最長で1年の懲役を科すという規定を導入した
韓国統一部が発表した最新データによると、北朝鮮東北部の豊渓里核実験場周辺地域から来た脱北者のうち、4分の1に染色体異常が見られた。専門家は、これが長期間の放射性物質への曝露と関係している可能性があると指摘している
イランのホルムズ海峡封鎖を受け、中国共産党は「中国船は安全」と宣伝してきたが、大手海運・中遠海運(COSCO)がペルシャ湾での8隻足止めを認めた。当局の虚偽宣伝と過酷な現実の乖離を、ネット上の皮肉と共に報じる
アメリカ戦争省は、当初予定されていたイランのエネルギー・インフラに対する攻撃を5日間延期するよう指示を受けた
米国のトランプ大統領はイラン政権に対し最後通牒を発し、48時間以内にホルムズ海峡を再開するよう要求した。NATOのマルク・ルッテ事務総長は22日、NATOが22か国と連携し海峡の再開を推進する方針を示した