米当局は9日、中国共産党の代理人として行動していたとして梁利堂被告を逮捕した(Jianyu Huang/The Epoch Times)

米当局、華僑リーダー相次ぎ逮捕 在米華人は歓迎「米国の硬派な姿勢、変わらず」

9日、中国政府の代理人として活動していた中国系米国人の男が逮捕された。先月もニューヨークの秘密警察運営に関与した中国人2人が逮捕されている。自由を望む在米華人はこの流れを歓迎し、変わらない米国の対中硬派姿勢から「中国共産党はもう思うがままにはできない」と述べた。

ボストン・グローブ紙が報じた起訴状によれば、ボストンのブライトン地区在住の梁利堂(音訳、Litang Liang)被告(64)は外国政府の代理人としての共謀や、米国に通知せずに秘密裏に情報提供するといった2つの罪で起訴された。

被告は2018年から2022年にかけて駐ニューヨーク中国総領事館の官と接触。電話やウィーチャットを使って在米中国人らの情報を渡していた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権は「容赦なき正義作戦」を開始し、前政権下で所在不明となった不法移民児童約13万人の所在を確認した。性的捕食者の逮捕や被害児童の救出を加速し、児童搾取の撲滅に挑む
人種間の公平性を重視し、停学処分を避けて対話を促す「修復的司法」。しかし米国の学校現場では、処罰の欠如がいじめや暴力の温床となり、秩序が崩壊している。トランプ政権が是正に動く、規律政策の光と影を追う
米政府責任説明局(GAO)の報告書により、バイデン政権下の「特例入国許可(パロール)」制度で数千件の不正が判明。審査の甘さが露呈した。トランプ政権は取り締まりを強化中
トランプ大統領は、高度人材向けの新ビザ「ゴールドカード」の売上が約2,000億円に達したと発表した。100万ドルで居住権を販売し、収益を国家債務返済に充てる。高学歴層の確保と不法移民抑制を狙う
FBI(連邦捜査局)は、アメリカ人が違法または無規制のギャンブル市場を通じて、年間約6,736億ドル(約100兆円)を賭けていると警告した。組織犯罪や八百長リスクに警鐘