岸田首相は11日、不測時における食料確保に向けた法整備を行う意向を示した(首相官邸公式サイトより)

有事の食料確保、法整備へ 輸入依存脱却も=岸田首相

世界規模の食料危機のなか、政府は食料安全保障の強化に向けた法整備を検討している。岸田首相は11日夜の会合で、不測時の食料確保や、平時における国民一人ひとりの食料へのアクセスを保証するため、年度内に関連法の改正案を国会に提出する意向を示した。

「食料安全保障の強化は、緊急の対応が必要な世界の重要課題となっている」。岸田首相は都内で開催された日本農業新聞の夕食会でこう語った。「食料や資材の過度な輸入依存」からの脱却を目指し、食料の国内生産の増大を図るための食料供給基盤を確立していくと述べた。

不測時の食料確保だけでなく、平時から国民一人ひとりが食料にアクセスでき、健康な食生活を享受できる社会を目指す。食料安全保障を含む一連の政策を骨太方針に盛り込み、食料・農業・農村基本法改正案を年度内に国会に提出する。

▶ 続きを読む
関連記事
高市早苗首相は26日午後9時からトランプ米大統領と電話会談を行ったと明らかにした。トランプ氏から米中首脳会談について詳細な説明を受け、経済安全保障や安全保障など中国をめぐる課題について、引き続き緊密に連携していくことを確認した。
日米首脳会談で、トランプ米大統領が円安によって米国の貿易環境が厳しくなっているとの懸念を高市早苗首相に伝えてい […]
国連憲章に残る「旧敵国条項」を巡り、日本と中国の間で応酬が続いている。中共政府側がXなどで同条項が現在も効力を持つかのような発信を行っているのに対し、外務省もXで外務省は、国連で既に「時代遅れ」との認識が示されているとして反論した
高市早苗首相は第81回国連総会の一般討論演説で、「法の支配」に基づく国際秩序を維持・強化する必要性を訴えた。日本の国連加盟70周年の節目を踏まえ、国連改革や核軍縮・不拡散、AIなど幅広い課題で日本が国際社会への貢献を強化する方針を示した。
米ニューヨークを訪問中の高市早苗首相は22日、国連本部でトランプ米大統領と首脳会談を行った。厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、日米同盟の緊密な連携を改めて確認し、AIや半導体、重要物資など経済安全保障分野での協力を進める方針を共有した