今月27日、雲南省玉渓市通海県納家営にあるイスラム教のモスクの改築をめぐり、これに激しく反発する地元のイスラム教徒が警官隊と衝突する事態になった。(SNS投稿動画のスクリーンショット)

習近平政権が進める「宗教の中国化」 モスク改築めぐりイスラム教徒が猛反発=中国・雲南

今月27日、雲南省玉渓市通海県納家営にあるイスラム教の礼拝施設である「通海納家営 清真寺」の改築をめぐり、これに反対する地元のイスラム教徒が警官隊と激しく衝突する非常事態になった。米政府系放送局のラジオ・フリー・アジア(RFA)などが報じた。

清真寺(チンヂェンスー)とは、イスラム教の寺院であるモスクを中国語表記したものである。しかし、そこに集う人々の信仰の強さや純粋さにおいては、中国国内のムスリムも世界の他国のイスラム教徒に引けを取るものではない。

中国は、歴史的にみても、イスラム教徒と漢人が衝突することなく、適度な距離感と調和を保ちながら共存してきた時間が長い。しかし、それは20世紀前半までの、中共以前の中国史に限定される。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている
端午節の時期、中国ではちまきだけでなく車まで包んでいた。6月以降、中国19地域で巨大ひょうが相次ぎ、街にはお布団姿の車がずらり…
「大学生が何を見たか全部わかる」。そんな監視システムの説明書が中国で公開された。若者たちが自分の頭で考えることを、当局は恐れているのである
米国の報告書は、中国で拘束されていない法輪功学習者にも採血や健康診断が求められていると指摘