脂肪肝の原因は腸内細菌であるとの研究結果! 菌を排除するために避けるべき2つの食事(2)
(続き)
脂肪肝疾患そのものはなかなか発見できないかもしれませんが、腸内細菌叢がそれを教えてくれます。特定の細菌株、例えばブラウティアプロダクタ(B.producta)は、マウスで実験した際に、肝臓の炎症と線維症を引き起こしました。それと同様に、他の特定の細菌株も肝臓と肥満に関連していることが分かっています。
肥満は2つの主要な細菌群、ファーミキューテス門とバクテロイデス門と関連しており、これらは便検査で関連する健康状態のバイオマーカーとなります。 乳酸菌やイボのような他の微生物ベースのバイオマーカーも、初期の肝線維症を予測することができます。
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