イスラエルの占領地ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地近くで7月6日、武装したパレスチナ人の男がイスラエル軍兵士に向け発砲し射殺した。写真は現場近くで捜査をするイスラエル軍(2023年 ロイター/Ammar Awad)

ヨルダン川西岸でイスラエル軍兵士殺害、ハマス「報復」の声明

[ユダヤ人入植地付近(ヨルダン川西岸) 6日 ロイター] – イスラエルの占領地ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地近くで6日、武装したパレスチナ人の男がイスラエル軍兵士に向け発砲し射殺した。パレスチナのイスラム組織ハマスは、イスラエル軍によるヨルダン川西岸のジェニンでの大規模軍事作戦への報復とする犯行声明を出した。

イスラエル軍によると、銃撃事件はヨルダン川西岸の都市ナブルス近郊のユダヤ人入植地であり、男は治安部隊に向かって発砲し、現場から逃走したがイスラエル軍に追跡されて「無力化」された。ハマスは男が構成員だとし、死亡を確認した。

イスラエルはジェニンで実施した大規模軍事作戦について、パレスチナ武装勢力のインフラと武器庫が標的だったとしている。パレスチナ人の少なくとも12人が死亡し、イスラエル軍兵士1人も殺害された。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
サウジアラビアは2025年、中国主導の越境デジタル通貨決済網「mBridge」への参加を終了した。実証実験の完了を理由とする一方、ドル基軸通貨体制と米中の金融覇権競争を背景に、離脱の実態には不明点も残る
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
イスラエルとモロッコは外交関係の格上げで合意した。既存の外交代表部を大使館に格上げし、大使を相互派遣するほか、航空便や投資、経済・貿易分野での協力も拡大する
イランの貨物船が9月13日、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けた。また、イランが支援するフーシ派はサウジアラビアへの新たな攻撃を表明した。地域の海運と石油供給の安全を巡る懸念が強まっている。