米FDA、未だにイベルメクチン使用停止勧告を取り下げず 「権限逸脱」との判決を受け
米国食品医薬品局(FDA)が新型コロナウイルスの治療薬としてイベルメクチンの使用を止めるように勧告したことは、「権限逸脱」との判決が下った。しかし、FDAは使用停止を求めた声明などを未だ変更していない。
米連邦控訴裁判所は1日、新型コロナの治療薬としてイベルメクチンを使用することを「止める」よう人々に指示したFDAの声明は、議会によってFDAに与えられた権限を超えているとの判決を下した。
連邦巡回裁判所のドン・ウィレット判事は「FDAは情報を提供することはできるが、消費者に薬の服用を止めるよう勧告する権限はない」とした。
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