10月29日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、パレスチナ自治区ガザにある支援物資保管庫に数千人のガザ住民が押し入り、小麦粉や生活必需品などが奪われたと明らかにした。写真はガザ地区南部ハンユニスにある倉庫近くで食料を運ぶ人たち。28日撮影(2023年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)

ガザの支援物資倉庫で略奪、国連「秩序崩壊の兆し」

Gabrielle Tétrault-Farber

[29日 ロイター] – 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は29日、パレスチナ自治区ガザにある支援物資保管庫に数千人のガザ住民が押し入り、小麦粉や生活必需品などが奪われたと明らかにした。

現地の映像は、倉庫から食料などを運び出そうとしている人々の様子が映っている。

UNRWAは声明で「3週間にわたる戦争と厳しいガザ封鎖により住民の秩序が崩壊し始めていることを示す憂慮すべき兆しだ」と説明した。

UNRWAのトゥーマ広報担当者はロイターの取材に応じ、倉庫や配送センターの光景は人々の絶望を表しているとし、「ガザの人々の状況は限界に達したことを示している」と指摘した。

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