陳情民が拘束中に不審死 「臓器を抜き取られたか?」とネットで噂に=中国 福建
中国の各地方で起きる不正や権利侵害などの被害を訴えるため、民衆が、地方および北京にある陳情局へ申し立てる事例は無数にある。
こうした陳情民の存在は「不正の主体」である地方政府にとって厄介者であり、地方の問題を中央政府に知られることになるため、その口を封じたいというのが本音だ。そのため、北京の陳情局に訴える陳情民を、地方から派遣された要員が拘束し、暴力的に連れ戻すケースは後を絶たない。
そのようななか、福建省福州市の陳情民の葉鐘氏が、公安による拘束中に死亡したことについて「葉氏の臓器は、全て抜き取られた」とする噂が拡散され、物議を醸している。
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