東京ビッグサイト(Ryozo / PIXTA)

デザフェス販売のマフィン約3000個、リコール発表 腹痛や下痢など被害報告

厚生労働省は16日、都内展示場のイベントで販売された焼き菓子に関する自主回収措置(リコール)を発表した。消費者からは腹痛や下痢など健康被害の報告が出ていた。

この食品は、東京ビッグサイトで11日から12日に開催された「デザインフェスタ(デザフェス)」の出店ブースで販売された、9種類のマフィンあわせて約3000個。東京都目黒区に拠点を置くベーカリーが製造した。14日に製造元がリコールを届け出た。

リコール理由は「納豆のような匂い」「糸を引く」との報告があったこと、さらには食べた後に腹痛、嘔吐、下痢といった健康被害が報告されたため。厚生労働省は、重篤な健康被害や死亡原因となり得るとするCLASS I(クラス1)の健康危険度に分類した。同クラスでは、腸管出血性大腸菌やボツリヌス毒素の汚染と並ぶ。

リコール通知では購入者に対して、商品をゆうパックにて製造元に郵送し、連絡するよう周知している。製造元は「いたずら等が増え、ご購入のお客様への返金対応に支障をきたしてしまう」として、元払いを呼びかけている。

同イベントの申込条件によれば、食品衛生責任者の資格を取得している店舗のみフードエリアへの出店が許可される。

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