松野博一官房長官は24日の会見で、韓国の元従軍慰安婦らが日本政府に賠償請求を求めた訴訟の控訴審判決で、韓国高裁が賠償金支払いを求める判決を行ったことについて「日韓間の合意に反するもので、断じて受け入れることはできない」と語った。写真は、2021年10月4日に官邸で会見する松野氏。(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日韓合意に反し、受け入れられない=慰安婦訴訟判決で官房長官

[東京 24日 ロイター] – 松野博一官房長官は24日の閣議後会見で、韓国の元従軍慰安婦らが日本政府に賠償請求を求めた訴訟の控訴審判決で、韓国高裁が賠償金支払いを求める判決を行ったことについて「日韓間の合意に反するもので、断じて受け入れることはできない」と語った。

松野官房長官は「国際法および日韓両国間の合意に明らかに反するもので、極めて遺憾だ。韓国側が適切な措置を講じることを強く求める」と語った。

一方で「日韓は重要な隣国同士であり、今ほど緊密な協力が必要とされる時はない」とも指摘、「引き続き様々な面で取り組みを進めていく」と語った。

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