中国社会を揺るがした9つの事件・事故で振り返る激動の2023年
中国にとって2023年は、独裁政権をめぐる事件・事故が多発した年だった。 清朝末期の混乱期を思い起こさせるという声もある。各分野の事件・事故を通して、中国の一年をまとめてみよう。
10月16日、中共当局が『崇禎:勤政的亡國君』というすでに出版された書籍を、全て回収する措置を取った。
この本のタイトルと表紙の広告文言が、明朝のラストエンペラーである崇禎帝(すうていてい)になぞらえて、現在の習近平を風刺したものと当局が見て、このような措置を取ったとする分析が多い。
関連記事
中国の大学で実験室爆発。院生が指3本を失う大けが。大学は「無断実験」と強調したが、ネットでは「学生への責任転嫁では」と批判が噴出している
中国で豚が余りすぎて価格が暴落。「育てるほど赤字」となり、繁殖をやめる農家も
中国・黄山の観光地で、高齢者が記念写真を撮ろうとスマホを開いた。ところが30秒で広告が20回表示され、あげく誤ってアプリまでダウンロード。結局、思い出の一枚は撮れなかった
「受け取った賞与を返してください」。北京の病院で、支給済み賞与の返還と給与停止を求める通知が拡散。中国では「毎月給料が出る」という当たり前が揺らいでいる
「もうやってらんない」中国トップクラスの名門大学の院長による、たった一言の辞職届が話題に。辞任よりも、この本音に「自分もそう言いたい」と共感が広がった