イメージ画像。フランス血液公社(EFS)に献血する献血者、2022年6月30日撮影。 (Photo by DENIS CHARLET/AFP via Getty Images)

「手術する前、患者家族は先に献血を」 中国の病院に実在する、驚くべき実態

このごろ「母親が手術しようとすると(家族は)先に献血するよう求められた」と訴える動画が中国のネット上で拡散され、物議を醸している。

動画のなかで、胡さん(女性)は市民サービスホットライン「12345」に電話をかけ、「母親は骨折の手術を受けようとしている。しかし、医師から『今血液バンクは品薄状態だ。患者家族は少なくとも800ccの献血をしてほしい。しないと手術はできない』と言われた」と訴えた。

「もちろん強制ではない」と病院はいう。しかし、実際には「献血しないと手術できない」ということらしい。

▶ 続きを読む
関連記事
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した