岸田首相の発言はポジティブ、いずれ訪朝も─金与正氏=KCNA
[ソウル 15日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹で党副部長の金与正氏は、日本との関係緊密化に障害はなく、岸田文雄首相が平壌を訪問する日が来るかもしれないと述べた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が15日に報じた。
日本と北朝鮮の正式な外交関係は確立されていないが、岸田首相は北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と会談する可能性を探っていると述べた。
これを受け金与正氏は、岸田首相の発言が関係促進を意図したものであれば、ポジティブなものと見なされる可能性があると指摘。「もし日本が相互尊敬と敬意ある行動に基づいて関係改善に向けた新たな道を開く政治的決断を下すなら、両国は新たな未来を切り開くことができるというのが私の考えだ」と述べた。
関連記事
現在、韓国の情報機関は、半導体と電池分野の第一線の研究者に対し、技術流出のリスクが高まっているとして、中国からの採用の誘いに警戒するよう呼び掛けている
韓国で中国人2人がスパイ活動の疑いで起訴された。1人は中共軍の通信傍受部隊に約40年間所属し、韓米軍の通信を傍受した疑い。もう1人は在韓米軍関係者から軍事関連資料を入手したとされる
北朝鮮は9月12日早朝、東部の元山付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル数発を発射した。日米韓による共同訓練フリーダム・エッジが終了した翌日の発射となる
北朝鮮では、金正恩の娘・金主愛氏が次期指導者として浮上し、「4代世襲」への動きが強まっている。一方、中国では習近平の後を継ぐ人物がいまだ見えていない。対照的な中朝の権力継承、その背景にある違いとは
米朝接近の兆しが強まっている。トランプ氏は金正恩総書記との年内会談に意欲を示し、水面下での接触も指摘される。米朝交渉が動き出したとき、拉致問題をどう動かすのか。専門家が指摘したのは、アメリカの国益と拉致問題を結ぶ外交戦略と、日本の「情報戦」だった