2016年9月9日、西部の港湾都市仁川で、朝鮮戦争の流れを変えたクロマイト作戦開始66周年を記念する仁川上陸作戦の再現で、陣地に移動する韓国と米国の海兵隊員たち(Photo by JUNG YEON-JE/AFP via Getty Images)

第2次朝鮮戦争? 朝鮮半島の衝突は世界に波及する

世界中で衝突が絶えず、多くの焦点がアジア、特に東アジア地域に集中している。過去2年間、北朝鮮は複数回にわたりミサイルやロケットの試験を実施し、限られた核兵器をより遠くへ届ける能力を高めようとしている。これらの行動は東アジアの緊張を高めている。

今年初め、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は憲法を改正し、韓国との平和統一に関する条項を削除し、軍に戦争準備を命じた。

朝鮮半島で再び戦争が起こる可能性があるのか? 朝鮮戦争休戦後の半世紀以上にわたり、南北朝鮮の間で何が起こっているのか? 朝鮮半島を巡る大国間の駆け引きはどのようなものなのか?

▶ 続きを読む
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
中国で利益を得られるのは「一時的」。技術を奪われ、市場は最終的に中国企業のものになる。西側企業は今ようやく、この現実に気づき始めた
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある​