【寄稿】台湾有事、韓国軍の介入を期待する米当局 日米韓台の同盟はありうるのか
1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参加したが、驚くべきは米国から正規空母2隻すなわちセオドア・ルーズベルトとカールビンソンが参加したことだ。
実はこの日、読売新聞オンラインは「中国軍艦4隻 台湾の四方にも常時展開、台湾有事で米軍接近を阻止する狙いか」との記事を掲載しており、1月13日に台湾総統選で反中派の頼清徳が選出されて、中国海軍が台湾封鎖の暴挙に出る危険性に備えて、米国が空母2隻を台湾周辺に派遣したと推察されよう。
というのも2022年8月には、中国海軍は台湾を取り囲む形で軍事演習を行い、空母遼寧と山東が出動した。対する米海軍は空母レーガンを台湾周辺に展開させていたが、中国が空母2隻を派遣したのを知ると、レーガンを撤退させざるを得なかった。米国はチキンゲームで中国に敗れた形になったのである。
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