黄之鋒氏、周庭氏など、香港で若手活動家らが相次ぎ逮捕された。写真は2019年6月、周庭氏の来日時に撮影(Photo by Keith Tsuji/Getty Images)

「ただいま」香港の民主活動家、周庭さん 3年ぶりに「X」利用再開

「ただいま」。香港の民主活動家、周庭さんは5日、X(旧Twitter)の利用を再開すると表明した。実に3年ぶりだ。今後SNSを通じて、日本人と交流したいとの希望を示した。

「3年ぶりになりますが、ツイッターをまた始めたいと思います。これからも日本のみなさんと色々話したいと思います。ただいま」「今はもうツイッターじゃなくてXになりましたけど」5日、周庭さんはXに書き込んだ。

周庭さんは香港の民主活動を象徴する人物で、流暢な日本語での発信でも知られている。現在はカナダのトロントに滞在中だ。昨年12月、香港警察に予定された日に出頭しなかったとして指名手配された。

2月26日には、自身のYouTubeチャンネルに『私の刑務所での日々。』と題する動画を投稿し、刑務所生活中の経験や思いを共有した。動画では、刑務所での服役中に受刑者のパジャマを縫う仕事をしていたこと、日本の作家の小説を読んで過ごしたことなどを振り返った。「刑務所にいる間に起訴されて、出られなくなるのが怖かった」と発信を控えていたことを明かした。

2020年12月、周庭さんは西九龍法院で、未承認集会への参加および煽動と国家安全法違反の罪で、10か月の懲役刑を言い渡された。2021年6月に刑期満了で釈放され、カナダに渡った。

2023年12月、周庭さんは国家安全局の職員から政治的迫害を受けたとして、亡命を明らかにした。

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