震災から13年、続く日台「善の循環」 蔡英文総統がメッセージ

11日、台湾の蔡英文総統は、東日本大震災発生から13年経った節目に、日台が助け合う友好関係を讃えるメッセージを発表した。未曾有の大災害を乗り越えた友情は今日も続いているとし、「善の循環」を今後も続けていきたいと展望した。

「東日本大震災の発生から、きょうで13年が経ちました。震災による痛みは少しずつ薄れていくかもしれませんが、惜しみなく助け合うという私たちの精神と強く結ばれた友情はいまでも続いています」

蔡英文氏は自身のX(旧Twitter)に日本語でこう綴った。13年の間、日本と台湾は自然災害において助け合い、中国共産党の脅威に直面した際には力を合わせて対処した。文化交流や学術交流、議員外交も今までにないほど盛んになった。

「グルメや文化、芸術、音楽などさまざまな交流によって、台日間の友情はこの一年間でさらに揺るぎないものになりました」と蔡英文氏。

「これからも私たちは手を携えて『善の循環』を継続させ、この友好という名の花を世界のすみずみに咲かせていきましょう」と締め括った。

関連記事
台湾国防部は3月22日、米国から調達したMQ-9B高高度ドローンの初回2機の引き渡しを受けたと発表した。あわせて、F-16V戦闘機の納入遅れを巡っては、対米軍事調達の資金支払いの仕組みや生産状況を説明し、防衛装備の調達は着実に進んでいると強調した
米国のウォルツ国連大使は、中国が資金力を背景に国連の主要ポストを掌握し、影響力を強めていると警鐘を鳴らした。米国は巻き返しを図ると共に、台湾の国際社会への関与を強く支持する方針だ
昨年導入した韓国の電子入国申告書で、「台湾」の表記に「中国」が付され「中国(台湾)」とした問題をめぐり、台湾は対抗措置として、在留外国人証における「韓国」の表記を「南韓」に変更
中国SNS「小紅書(RED)」を遮断した台湾で、詐欺が73%減。たった1つの対策でここまで変わるのか。数字が示す現実は重い
台湾の頼清徳総統は14日、台湾の民主主義は長年の犠牲と努力によって築かれたものであり、「決して専制独裁の道に逆戻りしてはならない」と強調した。