2024年3月、雲南省の有名な観光名所「シーサンパンナ」で旅行をしていたツアー客がツアーガイドに連れられて訪れた寝具などを販売する店で買い物を強要され、買わないと店から出してもらえないという「事件」が起きた。イメージ画像、中国の旅行ツアー(中国のネットより)

「買わないと店から出られない?」 悪質旅行ツアーが客に「買い物を強要」 =中国 雲南省

近年、中国国内では、各地のツアーガイドが中国人観光客を脅迫し、指定する店で高額な買い物を強要するなどの良からぬ事例が頻繁にニュースになっている。

とくに雲南省の観光地で、この悪弊が強いという。買い物を強要された観光客がそれを拒否すると、怒ったツアーガイドがその客をバスから降ろしたり、食事抜きにしたりするといった悪質な「事件」に発展するケースも実際に起きている。

中国国内の観光地では、顧客が購入した商品価格のなかからツアーガイドに支払われる金銭、いわゆる「キックバック 」は一般的に10~30%とされる。観光地の土産店やレストランは、そうしてツアーガイドや旅行会社とつながっているのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある。
中国・深センの智博通電子が製造する20機種以上のルーターに、バックドアが組み込まれていたことが判明。35秒ごとに中国で登録されたドメインと通信し、遠隔操作や同一ネットワーク内の機器へのアクセスに悪用される恐れがある
中国で遺言書を作る若者が急増。30歳未満の作成者は前年比42.3%増、平均年齢も13年連続で低下している。友人の事故を機に公証処を訪れる若者や、ゲームアカウントの相続を望む人など、財産分与だけでなく思いや人生の記録を託す新しい遺言のあり方が広がる
6月末から約5週間で中国8省・自治区にマグニチュード3以上の地震が102回発生。うちM5以上は8回で7月に集中し、前年の年間回数を既に上回った
中国EV市場で開発期間を大幅短縮した「速成車」が急増。試験工程の省略により安全性への懸念が拡大している。過当競争が背景にあり、その影響は日本市場やメーカーにも波及する可能性がある