フィリピン=「日米との同盟強化は主権国家の決定」、中国共産党の批判に反論
中国共産党当局がフィリピンの日米との3か国首脳会談に反対していることに対し、フィリピン外務省は18日(木)、フィリピンが日米との同盟強化を決定したのは主権国家としての選択であり、地域の緊張の根本原因は中共(中国共産党)の行き過ぎた海洋擁護と侵略行為にあると反論した。
フィリピン外務省は、3国間関係の強化がインド太平洋地域の平和と経済成長を促進するのであれば、アメリカ、日本、フィリピンを脅威と見なすべきではないと述べた。 声明では、中共当局は南シナ海での行動を反省すべきだと指摘した。
フィリピン外務省は、この地域の緊張の根本的な原因は、中国共産党の行き過ぎた海洋侵略主義と、埋め立て地の軍事化を含む侵略行為であることが知られており、これが地域の平和と安定を損ない、緊張を悪化させていると述べた。
関連記事
インド南部のシヴァリンガ地区で11月30日、2台のバスが衝突する事故が発生し、少なくとも11人が死亡、60人が負傷した
東南アジア各国が豪雨による深刻な洪水と土砂崩れに見舞われ、死者は600人を超えた。インドネシアやタイなどで被害が拡大しており、各国が救助と復旧に追われている
マレーシア政府は、2026年から16歳未満の未成年によるソーシャルメディアのアカウント登録と使用を禁止する方針を発表した
20日、「中国共産党のスパイ」疑惑が持たれているフィリピン北部バンバン市のアリス・グオ前市長は、人身売買に関与した罪で終身刑を言い渡された
ミャンマー軍は最近、悪名高いKK詐欺園区を「掃討した」と発表し、爆薬を使って園区の建物を爆破したと主張。しかし「大紀元時報」の取材によると、複数の生存者や救助関係者は「それは外部向けの見せかけにすぎない」と証言している。