上海にある中国銀行の支店 (Photo credit should read STR/AFP via Getty Images)

低迷する不動産市場 沈滞する経済活動 中国四大銀行の利益が低迷 

中国の四大銀行の営業収入と純利益が急速に減少しており、経済活動の停滞や不動産市場の低迷など、さまざまな要因がその背後にあると専門家は分析する。

本記事では、中国工商銀行、農業銀行、建設銀行、中国銀行の主要四大銀行の最新の財務成績を詳細に紹介し、専門家の見解をもとに、不動産市場がどのように銀行の不良債権に影響を与えているかを詳しく解説する。

中国工商銀行、農業銀行、建設銀行、中国銀行の四大銀行は2024年第1四半期の財務成績を発表した。これらの報告によれば、四大銀行の営業収入と純利益が共に下降している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の8月経済指標は、消費低迷と輸出急増のねじれを示した。家計は借り入れより債務返済・資産保全を優先し、貿易黒字の拡大は米欧との摩擦を深めている
中国で出入国管理に関する新規定が9月15日に施行された。海外在住の中国人からは、帰国後に出国を制限されることへの不安も出ている。米国務省も中国渡航をめぐり注意を呼びかけている
中国の8月の若年失業率が18.9%に上昇し、1年ぶりの高水準となった。大学卒業者は過去最多の1270万人。失業給付の受給者も増えるなか、専門家は公式統計だけでは雇用悪化の実態を捉えきれないと指摘
東芝グループが上海に設立した半導体技術子会社が、約25年の事業を経て登記を抹消した。中国で日系企業の事業縮小が相次ぐなか、ジェトロの調査では中国事業の拡大意欲も過去最低となった
「ゴーストタウン」を目にし、企業関係者からは成長への懸念も。7年ぶりに中国を訪れた米議会USCC代表団が、現地で見た中国経済の変化を語った