2024年5月、中国江蘇省蘇州市常熟市にある公園が公開から5カ月足らずで取り壊されたことがわかった。画像は取り壊された公園。(中国のネットより)

約3.6億円投じて建設した公園 わずか5か月足らずで更地に=江蘇省蘇州市

このほど、中国の江蘇省蘇州市常熟市にある公園が、公開から5か月足らずで取り壊されたことがわかった。

同公園は当局が約1700万元(約3.6億円)を投じて建設したもので、今年初めに一般公開されていたが、4月28日になると突然フェンスに囲まれ、後に取り壊されて更地に戻されたと中国メディアが報じている。

地元民によると、取り壊された公園には芝生や樹木や大きな石のほか、フィットネス器具、ランニングコースなど多くの施設が建設されていたが、いまではほとんどが破壊された。

▶ 続きを読む
関連記事
北京で「ゴキブリ粉ラテ」が登場し、中国SNSが大騒ぎ。粉末と言いながら「生きていたころの姿そのまま」の外殻や幼虫をポンポン盛る強烈トッピング。
庶民の現実を映しただけで「社会分裂を煽った」と断罪された中国の人気配信者・戸晨風。官製メディアの名指し批判で、彼は完全に封殺された。ネットでは「彼の罪は何?」という怒りが渦巻いている。
台湾総統府が、高市早苗首相の「台湾有事」を巡る発言に対する中国の一連の反応を「日本への脅しは地域の安定を脅かす」と強く批判したことで、インド太平洋地域の緊張が高まっている
家族が海外に住むだけで高官は左遷対象。家族の帰国拒否が「罪」とされる中国。忠誠を家庭単位で査定する異常な統制が、官僚社会を覆っている
中国で「安心で安全」と宣伝された政府主導の投資センターが突然破綻し、返金ゼロのまま。生活資金を失った住民が抗議すると、警察が大量投入され連行や負傷者まで出ている