アメリカは、フィリピンの軍隊や船舶、航空機が南シナ海で武力による攻撃を受けた場合、フィリピンを防衛する義務があると警告している。
南シナ海で緊迫、中国海警とフィリピン補給船が衝突?
6月17日、中国海警局は南シナ海での領土紛争が続くセカンド・トーマス礁の周辺で、中国の海警船とフィリピンの補給船が衝突したことを公表した。この地域は長年にわたる領土紛争の焦点であり、新たな緊張が高まっている。
中国海警局は、フィリピンの補給船が6月17日の午前5時59分に、セカンド・トーマス礁近くの海域に「不法に」侵入したと表明した。
中国海警局はソーシャルメディアでの声明で、フィリピンの補給船が中国側の繰り返しにわたる厳しい警告を無視し、通常の航行をしている中国の船に故意に危険な接近を行い、その結果、接触事故が起きたと述べている。
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。