2016年8月1日、中国東部の江蘇省連雲港にある炭素繊維工場で、炭素繊維の絹糸をチェックする中国人労働者。(Photo credit should read STR/AFP via Getty Images)
共産主義政権の資本主義は世界に悪影響ばかり

プラスチック生産過剰で、中国再び貿易摩擦の火種

専門家は、中国国内需要が低迷している中で、プラスチック供給量が増加し続けていることが供給過剰を招き、新たな国際貿易争端を引き起こすと警告している。

ロディウム・グループ(Rhodium Group)で米中関係および中国産業政策の研究を担当する副主任チャーリー・ヴェスト(Charlie Vest)氏は、「鉄鋼や太陽光パネルに続き、中国の構造的失衡(内部不均衡)がグローバル市場に影響を及ぼしているまた別の事例がある」と述べている。

ブルームバーグによれば、過去10年間、中国東部沿海地域では、プラスチック工場が次々と建設されてきた。一方で中国のプラスチック需要を満たし、他方で電動車の普及による燃料需要の低下に対応するためである。しかし、COVID-19パンデミック後の低迷する需要と相まって、膨大な生産量が企業の利益を圧迫し、各社は市場シェアを維持するために生産を続けている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で新型iPhone発売、店前には長蛇の列。しかし、なぜか静か。理由は日付にある?
中国共産党(中共)は「反日」を大々的に宣伝している。中国では2年前の同じ日に日本人が襲撃される事件が起きており、在中国日本大使館はこのところ、中国に滞在する日本人に相次いで安全上の注意を呼びかけている
中国本土の複数大学で、新入生と保護者に身分証番号、勤務先、収入などの提出を求める事例が判明した。学生情報を共有表で公開したケースもあり、過剰収集と個人情報漏えいへの懸念が強まっている
中国で「月餅が売れない」。中秋節の月餅は、日本のお中元にも似た巨大な贈答市場を持つ。その市場まで冷え込んでいる
「家に置いておくのもダメなの?」北京でドローン保管も原則禁止。売却ラッシュ