労働者たちは、2023年8月25日にロシアのウラジオストクの商業港で船から降ろされたばかりの新しい中国製の車のそばを歩いている。REUTERS/Tatiana Meel

ロシアの中国車輸入に支障、米の制裁で決済難しく

[10日 ロイター] – ロシア自動車販売店協会のアレクセイ・ポドシェコドリン会長は、ロイターに対して、米国による制裁でロシアと中国の間の決済に支障が生じており、ロシアの中国車輸入に深刻な問題をもたらしていると語った。

制裁への懸念から中国の大手銀行がロシアとの取引に及び腰になる中、ロシアと中国は決済の遅延を回避しようと、中国の小規模な地方銀行を経由するなど複雑な手段に訴えている。

ポドシェコドリン氏は、小規模な輸入業者は決済ができない事態に直面しており、問題は特に深刻だと話す。「たとえ(中国にある)ロシアの銀行がルーブル口座のサービスを行っていたとしても、もやは中国と取引できない。資金は銀行にとどまり、執行はできない」と説明。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の2026年9月の乗用車小売台数は前年同月比28%減となる一方、輸出は73.7%増えた。エンジン車の販売低迷が続くなか、EUは中国製ハイブリッド車の輸入規制を検討。中国も新エネルギー車の輸出時に適用する付加価値税(増値税)の還付率を引き下げる
中国人民銀行は9月まで23か月連続で金を買い増し、月間購入量は過去3年で最大となった。中国の金輸入額も過去最高を記録。米国債への依存低下や不動産低迷を背景に、政府と家計の双方で金需要が強まっている
2026年9月の中国の乗用車小売販売は前年同月比24%減の170万2千台となった。新エネルギー車も12%減少。価格競争の激化や販売店の収益悪化など、中国自動車市場が直面する現状をまとめる
中国の10月の大型連休で、各地で数時間の充電待ちが発生し、最長7時間待った例も。充電器の増設が進む一方、需要の集中や設備投資の偏り、業界の過当競争など構造的な問題が浮上
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している