2020年7月1日、南シナ海を航行する中国船の周辺で定例作業を行う米戦闘艦USSガブリエル・ギフォーズ(Navy photo by Petty Officer 2nd Class Brenton Poyser)
南シナ海にロシア?

中露軍事合作、南シナ海へ拡大 各国の警戒強まる

中共(中国共産党)とロシアは、南シナ海での合同軍事活動を強化している。これによりアメリカ、日本、フィリピンなどの国々の懸念を引き起こし、西側諸国が専制政権の結束を警戒する可能性が高まっている。

中共の官営メディアによると、中露は南シナ海で初めて実弾海軍演習を開始した。これは両国の軍隊がこの争議の多い海域で、合同演習を行う初めてのことであり、近年における中露軍事協力の強化の反映である。

中共の官営メディアは、両国の艦艇が7月14日(日)に広東省湛江の軍港に集結し、15日(月)~17日(水)の間に複数の軍事演習を実施すると報じた。演習のテーマは「海上安全保障の脅威に共同で対処する」というものである。

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