日本産水産物の禁輸措置 脱中国依存方針継続
20日、日中の合意に基づき、中国共産党(中共)政府は日本産水産物に対する禁輸措置を段階的に解除することを発表した。しかし、輸入再開の具体的な時期は依然として不明である。日本政府はこれまで輸出が多かったホタテなどについて、新たな輸出先の開拓や販路拡大に注力している。
坂本哲志農水相は「今回発表された日中間の共有された認識を踏まえ、引き続き、中国に対して科学的根拠に基づかない輸入規制の撤廃を求めていく」と表明した。これまで『#食べるぜニッポン』などの取り組みを通じ、国内での消費拡大に協力を求め、水産業を守る政策パッケージに基づき、海外バイヤーの招致やホタテ加工業者の海外派遣を支援するなど、輸出先の転換を図ってきたとしている。
坂本農水相は、水産物を含め、農林水産物・食品のさらなる輸出拡大に向けて、新たな市場の開拓が重要だとし、日系だけでなく、現地のスーパーやレストラン、新興国、地方都市などもターゲットにしていく方針だと述べた。
関連記事
日経平均株価は史上初めて6万2千円の大台を突破した。米国とイランの間で和平協議が合意に至る可能性への楽観的な見方に加え、ゴールデンウイーク明けの日本市場における買い戻し需要が重なり、強い上昇動力が生まれた
高市総理がオーストラリアを訪問し、アルバニージー首相と首脳会談を行った。友好条約50周年の節目に、防衛やエネルギーなど様々な分野での協力を深める。「準同盟国」として次なる50年へ向かう両国の歴史的会談のポイントを解説
中東情勢の緊迫化でガソリンや電気代の値上げが懸念される中、原油高は私たちの生活にどんな影響を与えるのか? 日銀の最新レポートをもとに、物価を押し上げる2つの波や、原油高と円安との影響の違いを分かりやすく解説
連日のニュースで耳にする「中東情勢の悪化」と「原油高」。私たちの生活や今後の日本経済はどうなってしまうのか? 日銀の最新レポートをもとに、これからの行方と家計への影響を分かりやすく紐解く
5兆円という巨額の「実弾」が市場に放たれた。政府・日銀が下した円買い介入は、「1ドル160円の常態化」を拒絶する背水の陣か?