「白紙運動」記念疑惑の上海の若者、2024年10月28日、上海。(SNSより)
勇気と知恵ある男性に賞賛の声殺到

【動画あり】「白紙運動」記念疑惑? 上海の若者によるコスプレ演出

中国共産党当局は、若者たちがハロウィンの機会に政府への不満を表せないよう、市民によるコスプレを禁じ、ハロウィン関連イベントを厳しく取り締まっている。

ところが、中国・上海の町で28日夜に撮影されたある写真が、華人圏で話題になっている。写真に映る若い男性は町の清掃員の服装(コスプレ)をし、その手に道路標識の看板を持っている。しかし、看板の大部分は男性の服で隠され、読み取れたのは「中路」(町のどこかの通りの名前)の文字だけだ。

その看板には本当は「我在淮海中路(私は淮海中路にいます)」、「很想你(あなたに会いたい)」と書かれていたが、彼は町を歩く際にはわざと服で一部文字を隠して「中路」の文字だけを見せていたのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている