オランダの科学者クリスティアン・ホイヘンスは、1698年に出版した本の中で、宇宙人の存在に言及しています。これは宇宙人のイラストです。 (Shutterstock)
宇宙の未知は、探求の過程で知恵という既知になる

豪州初の女性宇宙飛行士 「宇宙に生命が存在する確率は高い」

広大な宇宙に生命が存在しないはずがない

豪州初の女性宇宙飛行士、キャサリン・ベネル=ペッグ氏は最近、宇宙の広大さと地球外生命の可能性について、興味深い見解を語った。同氏は、宇宙の恒星の数を地球上のすべての砂浜の砂粒の数に例え、「このような広大な宇宙に生命が存在しないはずがない」と述べた。

ニュースサイト「news.com.au」によると、39歳のベネル=ペッグ氏はシドニーで開催されたサウス・バイ・サウスウエスト会議で、「宇宙には約2千億兆(2×10^23)の恒星が存在する」と科学者たちが推定しており、生命の構成要素である分子や元素が、宇宙全体に豊富に存在していることを指摘した。

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