習近平 前例のない政権危機に直面か 退任は時間の問題との見方も
中国共産党のトップである習近平が、大幅に権力を削がれ、政権運営が極めて困難な状況に陥っているとの観測が広がっている。昨年から、習の権力縮小や軍の統制喪失が取り沙汰されてきたが、時事評論家の蔡慎坤(さい・しんこん)氏によれば、すでに実質的に権力を失い、退任は公式発表を待つのみの状態であるという。現在、中国共産党(中共)の権力は「三人の長老」に移り、軍の実権は張又侠が掌握しているとの見方が浮上している。
昨年7月の中共第20回三中全会以降、習の健康問題、軍の実権喪失、党内での影響力低下といった報道が相次ぎ、北戴河会議では党の長老たちから厳しい叱責を受けたとの情報も広がった。これにより、習の求心力低下がますます露呈している。
蔡慎坤氏は2月23日、自身の番組で、これまでとは異なる見解を示した。蔡氏はこれまで「習近平は依然として実権を握っている」との立場を取っていたが、22日に国内の知人からの情報を得たことで認識を大きく改めたという。
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