中国で鳥インフルエンザ急拡大 複数省で人への感染確認 当局の対応に懸念
中国で鳥インフルエンザの人への感染が急速に拡大している。安徽省、山東、広東、広西チワン族自治区の4省区で流行を確認し、特に深セン市では多数の感染者と死亡例が報告されている。当局の情報隠蔽が指摘される中、隔離施設の設置や緊急対応計画の策定など、防疫対策を進めている。H5N1型ウイルスの高い致死率と変異リスクに、専門家は警鐘を鳴らしている。
3月10日、中国のソーシャルメディア配信者・李明宇(仮名)氏が、鳥インフルエンザに関する最新情報をフォロワーと共有した。彼によれば、現在中国では安徽、山東、広東、広西チワン族自治区の4省区で鳥インフルエンザが流行しており、特に安徽では感染が急速に広がっている。また、山東では隔離施設を次々と建設している。
さらに、李明宇氏は広東省の深セン市についても言及し、そこではA型インフルエンザや新型コロナウイルス(COVID-19、いわゆる中共ウイルス)、ノロウイルスに加え、鳥インフルエンザも発生していると述べた。
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