「いつか同盟国でなくなるかも」 トランプ氏 同盟国向け戦闘機の性能を低下させる考え表明
2025年3月21日、アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏は、次世代戦闘機「F-47」の発表に際し、同盟国への戦闘機販売時には性能を低下させたバージョンを提供する方針を示した。この発言は、アメリカの軍事輸出政策における重要な転換点となり得るものとして注目されている。
トランプ氏は記者会見で、「我々の同盟国は常に最新鋭の戦闘機を求めているが、これらには約10%性能を低下させたバージョンで提供することが理にかなっている。なぜなら、将来彼らが必ずしも我々の同盟国であり続けるとは限らないからだ」と述べた。この発言は、アメリカの防衛産業にとって重要な国際市場である同盟国との関係に影響を及ぼす可能性がある。
このコメントは、アメリカ防衛産業が直面している課題と密接に関連している。最近では、ヨーロッパ連合が8千億ドル規模の防衛イニシアチブからアメリカ企業を排除したほか、カナダやポルトガルがアメリカ製航空機の導入に慎重な姿勢を示している。トランプ氏の発言は、同盟国への武器輸出におけるリスク管理を強調するとともに、国内の防衛産業を支援する意図もあると考えられる。
関連記事
ボーイングは、米海軍の次世代艦載戦闘機を開発するため、200億ドルを超える契約を獲得した。海軍との契約は、第6世代のF/A-XX戦闘攻撃機の本格開発を対象とし、地上試験、耐空性試験、システム試験、兵器試験に使用する機体も含む。
米国防総省は、迎撃ミサイルの生産能力を大幅に引き上げる。パトリオット向けは3倍、THAAD向けは4倍に増強。イランとの戦闘やウクライナ支援で在庫が減少しており、米軍は防衛産業の生産体制の立て直しを急いでいる
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
トランプ氏が米海軍の最新鋭空母で、電磁式カタパルトを取りやめ、旧来の蒸気式への回帰を指示した。中国共産党政権が海軍力を急速に増強する中、なぜ「最新技術」から逆行するのか。背景には、電磁式の信頼性をめぐる長年の問題がある
トランプ米大統領は13日、米海軍に対し、航空母艦から戦闘機を発艦させる際、最新の電磁式カタパルトではなく、蒸気式カタパルトを再び使用するよう命じる国家安全保障覚書に署名した。