2025年4月18日、電波法及び放送法の一部を改正する法律案が賛成二二〇、反対一八にて参議院本会議で可決された。(提供:参議院インターネット審議中継)

総務省 電波オークション制度を創設へ 改正法が成立

総務省は、通信用電波の割り当て方法として価格競争による「電波オークション」制度を新たに導入することを決めた。これを盛り込んだ電波法および放送法の改正法が、4月18日の参議院本会議で可決・成立した。新制度は2025年度末にも創設される予定であり、まずは高速・大容量通信が可能な「ミリ波」と呼ばれる高い周波数帯が対象となる。

これまで日本では、携帯電話などの通信用電波の割り当ては、事業者の事業計画などを総合的に審査する「比較審査方式」が主流だった。諸外国では既にオークション方式が導入されており、日本でもその有効性が議論されてきた。今回の改正法では、限られた資源である電波の経済的価値を明確にし、より有効な利用を促すことが目的とされている。

新制度では、入札で最も高い価格を提示した事業者に電波が割り当てられる。まずは28GHz帯などの「ミリ波」と呼ばれる高い周波数帯が対象となる。ミリ波は超高速通信が可能だが、電波が届く距離が短く障害物にも弱いという特徴があるため、スマート農業など限定的なエリアでの活用が見込まれている。一方、携帯通信などに使いやすい低い周波数帯域は既に逼迫しており、オークションの対象とはならない見通しだ。

▶ 続きを読む
関連記事
高市早苗首相は26日今後の財政運営と予算編成における抜本的な転換案を示し、日本の成長戦略による経済効果が十分に発現すれば、一定の追加的な財政支出を行った場合でも、債務残高対GDP比は概ね安定的に低下していく見通しが示された
高市首相は「日本列島を、強く豊かに」とのスローガンを掲げ、47都道府県のどこに住んでいても安全に生活でき、高度な教育や医療を受け、働く場所がある社会の実現を目指すと表明した。
高市早苗首相は23日、就任後初めて沖縄を訪問し、令和8年沖縄全戦没者追悼式に出席。記者会見では、同志社国際高が行った平和学習の一部について「過度な介入とは考えていない」と明言した。
高市早苗首相は、日本維新の会の吉村洋文代表と党首会談を行った。国会の会期が残り1か月を切る中、両党首は、議員定数削減法案、副首都法案などといった重要法案を今国会で成立させるため、意見を交わした。
政府は原料となるトルエンなどの供給について、石油元売からの供給も含め、例年の需要の1.8倍にまで拡大。メーカーから最終需要家への「直接販売」を行う仕組みを新たに開始する