トランプ氏 中東歴訪を開始 巨額投資と地域安定化で存在感強調
トランプ大統領は5月13日、サウジアラビアの首都リヤドに到着し、2期目の任期における初の本格的な海外歴訪を開始した。
今回の歴訪では、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の3か国を訪問し、経済・安全保障分野での連携を強化する狙いだ。
ホワイトハウスは今回の訪問を「中東への歴史的な再訪」と位置付けており、空港ではムハンマド・ビン・サルマン王太子が出迎えた。トランプ氏が再びサウジを最初の訪問先に選んだことは、湾岸諸国との戦略的関係を重視する姿勢を改めて示すものとみられる。
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