赤澤経済再生相 日米関税交渉3回目協議で訪米へ
5月23日から赤澤亮正経済再生相はがアメリカを訪問し、日米関税交渉の第3回閣僚級協議に臨む。ベッセント財務長官が欠席する見通しの中、赤澤氏はキャサリン・タイ米通商代表部(USTR)代表とジーナ・ラトニック商務長官と会談する予定だ。
5月16日、トランプ米大統領は、各国に対し「アメリカと貿易協定を結ぶ時間は残り少ない」と警告した。さらに、5月18日、ベッセント財務長官は「各国が90日間の猶予期間内に貿易協定を結ばなければ、関税率は即座に『相互』水準に戻る」と述べ、強い姿勢を示した。
アメリカが導入している自動車・鉄鋼・アルミニウムへの関税措置の撤廃を強く求める立場を維持し、併せて、農産物の輸入拡大、非関税障壁の見直し、経済安全保障分野での協力強化を、日本政府は、交渉カードとして提示する構えである。
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