欧州議会議員団とグアム知事が訪台 頼清徳氏を表敬訪問へ
25日に、欧州議会の議員団3名が台湾に到着した。ちょうど、アメリカ・グアムのルルデス・レオン・ゲレロ知事も、代表団を率いて訪台したところだった。両者とも中華民国の頼清徳総統を表敬訪問する予定だ。中華民国外交部は、欧州議会の議員団とグアム知事の訪台を心から歓迎すると表明した。
中華民国外交部はプレスリリースを発表し、欧州議会の議員団が25~30日まで台湾を訪問することを明らかにし、メンバーには欧州議会議員のライニス・ポズニャクス(Reinis Pozņaks)氏、ベアトリス・ティムグレン(Beatrice Timgren)氏、そして欧州議会の政策顧問イェンス・ヴォルネー(Jens Volney)氏が含まれる。今年、再び欧州議会からの議員団が台湾を訪れることになり、外交部は心からの歓迎の意を示した。
訪問団は台湾滞在中に中華民国の頼清徳総統に面会し、外交部長の林佳龍氏と会談し、外交部の吳志中政務次長の招待を受けて夕食を共にする。また、立法院や関連省庁、市民団体の代表、シンクタンクとともに、台欧関係、地域の安全、経済貿易の協力などのテーマについて意見交換を行い、中華民国の最新の政治経済情勢や今後の政策の方向性を深く理解することを目指す。
関連記事
アメリカの マルコ・ルビオ国務長官は、12日に開催された G7 外相会議の席で、一部同盟国から米軍がカリブ海地域で麻薬輸送船に空爆を行ったことに対する合法性の批判を受け「ヨーロッパ諸国には、ワシントンが自国の安全をどう守るかを決める権利はない」と発言した。
米ワシントン・ポストの調査によると、中国の化学メーカーが覚醒剤(メタンフェタミン)の製造に使われる前駆体化学品を東南アジアの無政府地帯に大量に輸出しており、現地の武装勢力や犯罪組織が過去最大規模で覚醒剤を製造・密売していることが明らかになった。
シリア政府は10日、トランプ米大統領との会談を受け、過激派組織「イスラム国(ISIS)」の掃討を目的とするアメリカ主導の国連軍に参加することで合意した。シリア政府関係者が明らかにした。
最新のデータによると、アメリカが共産中国を追い抜き、アフリカ最大の外国直接投資国となった。アフリカが産出するリチウムやレアアースなどの戦略資源をめぐり、米中の影響力争いが激化している。
トランプ大統領は10日、ホワイトハウスでシリアのアフマド・シャラア大統領と会談した。シリアの国家元首が独立後にホワイトハウスを訪問するのは初めてで、両国は制裁解除や関係改善を中心に協議した。