国会議員からの導入を求める声や地方議会では制度導入を求める意見書が採択される動きが加速しており、導入への機運が高まる中、選択的夫婦別姓制度には反対意見も存在する。(shutterstockおよびGetty Imagesから大紀元合成)

選択的夫婦別姓をめぐり3党が法案提出 30日から衆院審議へ

選択的夫婦別姓制度の導入をめぐり、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党がそれぞれ独自の法案を国会に提出した。これを受け、与党と野党は5月30日に衆議院での審議に入る方向で調整を進めている。

法案では、現在の戸籍制度の存続を前提に、夫婦が別姓を選ぶ場合、結婚する際にいずれかを戸籍の筆頭者と定め、子供は筆頭者と同じ姓にするなどとしている。NHKが報道した。

選択的夫婦別性は多様な価値観を尊重し、個人のアイデンティティを守るための取り組みである。現行制度では、夫婦は同一の姓を名乗らなければならず、主に女性が改姓するケースが多いことから、ジェンダー平等の観点などから議論が続いている。

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