中国のAI「DeepSeek」(宋碧龍/大紀元)

中国のAIも「六四」を恐れる  6月4日の応答を拒否

中国AI「DeepSeek」が六四天安門事件記念日に日付すら答えず、検閲の実態が浮き彫りになり、SNSや国際社会でも波紋が広がり、AIと情報統制、個人情報保護の課題が改めて問題視されている。

今年の6月4日、中国で六四天安門事件から36周年を迎えたこの日、中国のAIアプリケーション「DeepSeek」の応答内容が大きな波紋を広げた。多くの中国ネットユーザーが「今日は何月何日か?」と問いかけたところ、DeepSeekは「この質問には答えられません。別の話題にしましょう」といった定型文のみを返し、日付すら提示しなかった。

SNS「X」上には実際のやりとりのスクリーンショットが次々と投稿され、「小学生以下の知能」「AIはネット管理者の標準回答を返しているだけ」「5月35日」など、皮肉や批判が相次いだ。

▶ 続きを読む
関連記事
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
中国共産党第20期中央委員会第5回全体会議を10月に開催する。張又俠、馬興瑞らを含む中央委員や中央委員候補について、最大40人規模の党籍剥奪や処分が行われる可能性が指摘されている
中国共産党が出入境管理の新規定を前倒し試行。東南アジア行きの渡航とテック・金融人材、富裕層を重点審査し、電子データ提出や出国禁止も可能に。海外資産課税強化への警戒が富裕層に広がるなか、日本のビジネス渡航者にも影響が及ぶ恐れがある
中共軍の「八一」建軍記念レセプションで、中央軍事委員会委員の出席は確認できず、事実上の格下げとの指摘が出ている。専門家は、習近平による軍内粛清と人事の機能不全が背景にあると分析
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も