中国人オーナーによる家賃急騰と民泊転用問題 片山さつき参議が法規制見直しを要請
東京都板橋区のマンションで、中国人オーナーによる家賃の大幅な値上げと住民退去が相次いでいる問題を受け、片山さつき参院決算委員長(自民党)は6月9日の参院決算委員会で、外国人による居住用不動産購入に関する法規制の見直しを強く訴えた。
片山氏が取り上げたのは、同区内の中古マンションで発生した事例である。中国に住所を持つ人物がマンションを購入した後、家賃が相場の2倍から3倍に引き上げられ、住民の約3割が退去を余儀なくされた。中には、7階に住む70代の高齢女性に対し、エレベーターを停止させて退去を促すような行為も報じられている。このマンションでは、家賃が7万2500円から19万円にまで跳ね上がった住民もおり、既に5世帯が退去、さらに4世帯が退去予定とされている。
片山氏は「日本の弱い国民が常識が通用しない相手の強硬手段におびえている」と指摘し、外国人による不動産取得や民泊運営が地域住民の生活や安全に深刻な影響を及ぼしている現状を問題視した。また、区長からも「区ではこれ以上の対応ができない。国としての対策をお願いしたい」との要望が寄せられているという。
関連記事
政府は4日、「永住許可に関する審査ガイドライン」の改定案を公表した。世帯収入、日本語能力、日本の制度に対する理解度を、永住資格の重要な審査基準として初めて明確に位置づける内容となっている。
政府は8月4日、熊本地震の被災地を支援するため、今年度予算の予備費から総額242億円を支出することを閣議決定した。地震発生から1週間が経過し、必要な物資の供給や道路の応急復旧、仮設住宅の提供などを財政面から支える
自民党は食料品の消費税を2027年から2年間1%へ引き下げる方針を了承。「実質ゼロ」を掲げるが、財源の不透明さや外食産業への影響、価格転嫁の行方など課題は多い
高市早苗首相は8月3日、令和8年熊本地震の被災地を訪れ、被害状況を視察した。政府は災害復旧や被災者支援のため、200億円を超える予備費の使用を4日に閣議決定する方針だ
高額な医療費の自己負担を抑える「高額療養費制度」が、2026年8月から見直される。月ごとの自己負担限度額を変更する一方、長期にわたって治療を受ける患者や低所得者層へのセーフティネットを強化するため、新たに年間の自己負担上限を設ける。