2025年6月10日、参議院財政金融委員会で質疑を行う参政党・神谷宗幣議員(提供:参議院インターネット審議中継スクリーンショット)

「賃上げは実現される?」神谷議員が骨太の方針に質疑 賃上げ政策と経済成長の課題を指摘

6月10日、参議院財政金融委員会において、参政党の神谷議員が政府の経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に関する質疑を行った。

神谷宗幣参議院議員は、政府が6月にまとめる予定の骨太の方針の原案について言及し、野党が求める現行の税政策による手取り収入の確保を否定しつつ、賃上げを起点とした成長型経済の実現を目指すとされている点を指摘した。現状では現行税制の維持や大幅な国債発行が困難であり、金利上昇や電気代・ガソリン代の高止まりが続く中で、物価上昇を上回る企業の賃上げがどのように実現されるのか、その原資について大臣の見解を求めた。

これに対し、加藤勝信財務大臣は、骨太の方針2025の閣議決定に向けて調整中であることを説明。原案では物価上昇を上回る賃上げの普及・定着を目指し、賃金所得の継続的増加を基盤とした成長型経済の実現を掲げていると述べた。政府は企業の生産性向上や付加価値の増加を重視し、価格転嫁の円滑化、省略化・デジタル化の推進、中堅・中小企業の経営基盤強化や成長支援に取り組んでいるという。

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