またも社会報復か。封じられる「声」、噴き出す「暴力」。
中国・北京でまたも「無差別暴走」 11人死傷か 【動画あり】
経済崩壊、失業、家庭不和、格差の拡大──。中国社会では「逃げ場のない閉塞感」が市民の心を蝕んでいた。
6月26日午後1時ごろ、中国・北京市の小学校前の交差点で、小学生らの列に車が突っ込む惨事が発生した。6人の児童が死亡、11人が死傷したとされる。子どもたちは、託児施設から学校に戻る途中で、道路を横断中だった。
現場はランドセルや靴が散乱し、血まみれの惨状に目を覆う。車は、歩道を暴走し、大木とフェンスに激突して停止し、車体は地面から浮き上がった。
関連記事
中国経済悪化の中、若者たちは失業や収入減、生活苦に直面している。駅で野宿する人も多く、就職も困難。中国共産党発表とは対照的に、現場の実態はより深刻だと語られる
中共政府の注意喚起後も日本行きフライトは満席が続き、多くの中国人旅行者が通常通り渡航している
中国の第3四半期直接投資は前期比51%減。多国籍企業の撤退が加速し、経済の先行き不透明感が深刻化している。
現役上将の約4割が軍紀委調査対象となり、軍事法廷への移送が進行。忠誠審査と権力集中が軍内部で加速し、制度的粛清へと展開している。
四中全会を前後し、軍の張又侠派と習近平が台湾方針を巡り激しく対立。大規模粛清が続き、両派の対抗が深まり、軍内権力図も変化している。