グリア米通商代表 レアアース輸出問題で慎重楽観な見方示す
米中による第3回貿易協議は先週、スウェーデン・ストックホルムで終了した。ジェイミソン・グリア米国通商代表が交渉に参加し、グリア氏は中国のレアアース(希土類)輸出問題について慎重ながら楽観的な見方を示した。ストックホルム交渉の焦点は重要な工業部品にあった。
8月3日に放送されたコロンビア放送会社(CBS)の番組『Face the Nation』でグリア氏は、「交渉のポイントは確かにレアアースの磁石と鉱物に集中している」と述べた。
また「ご存じのように、中国側はすでに世界的に管理を実施している。そのため米国としては、磁石が中国から米国へ輸出され、関連するサプライチェーンが管理開始前と同様に自由に流通することを確保することが重点であり、ここまでで半分は達成できたと考えている」と語った。
関連記事
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
G7首脳は17日、各国が重要鉱物の輸出を一方的に制限したり、報復として規制を科したりしていることへの「強い懸念」を表明する声明を発表した。専門家は、中共が世界を脅迫する最大の経済的カードを失うことになると指摘している。
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
トランプ大統領が半導体産業の米国回帰を強調した。学者は、「米国の台湾見放し」と捉えるのは早計、中国に依存せず、民主主義国家を中心としたサプライチェーン再編が進んでいると指摘